みなさま、はじめまして。さぎぬまメンタルクリニック院長の片岡です。
「町のホームドクター」になりたいと希望し医師になって15年以上の月日が流れました。最初は、大学病院で内科医として研修していましたが、精神疾患を持つ患者さんの苦痛を改善したいと思うようになり国立精神・神経センター武蔵病院(現 国立精神・神経医療研究センター病院)にて精神科後期研修医として学ばせて頂きました。センター病院での研修後は児童精神科や認知症など精神科医として必要な経験を積んできました。
精神科病院での勤務の中で、終末期の患者さんの看取りを経験し、患者さんとその家族にとって「良い看取り」を学びたいと考えるようになりました。縁あってAOI国際病院緩和ケア科にて仕事をすることができ、3年間で約300人の患者さんの最期を一緒に過ごしました。この時間はとても大切なことをたくさん教えてもらい、出会ってくださった患者さんに心から感謝しています。
精神科と緩和ケア科、そして内科の知識と経験を活かし、病院ではできなかった「患者さんの生活を地域で支えていくこと」を考え進んでいきたいと思っています。まだまだできることは少ないのですが、少しずつ地域に根を張り、患者さんの生活の役に立つクリニックとして成長していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
さぎぬまメンタルクリニック院長 片岡 恭子
2004年 東海大学医学部医学科卒業後、2年間初期臨床研修、1年間後期臨床研修を行う。
2007年 国立精神・神経センター武蔵病院(現国立精神・神経医療研究センター病院)後期精神科研修(急性期・亜急性期・気分障害・てんかん病棟など)
2010年 東京都立小児総合医療センター児童精神科研修
2012年 慈雲堂病院精神科 慢性期(身体化合併症含む)病棟
2016年 AOI国際病院緩和ケア科病棟責任者
2019年 ハートフル川崎病院精神科勤務
2020年 6月よりさぎぬまメンタルクリニック院長
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
日本精神神経学会認知症診療医
日本緩和医療学会認定医・指導医/緩和ケア研修会指導者
日本内科学会認定内科医
臨床研修指導医研修会修了/日本医師会認定産業医
日本精神神経学会
日本児童青年精神医学会
日本緩和医療学会
日本内科学会